知財部を辞めたい場合の解決法4選。辞めて後悔しないために必見です

知財部を辞めたい場合の解決法4選

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企業の知財部を辞めたいと思っている方。

「すぐにでも辞めたい!」

「辞めてしまってよいのか不安……」

「辞めた後にどんな道があるのか知りたい」

など思いは人によって様々だと思います。

転職経験のある現役知財部員があなたの疑問・不安に応えていきます。

辞めてから後悔しないためにじっくりと検討していきましょう。

目次

知財部を辞めたい理由

なぜ?

突然ですが、あなたはなぜ知財部を辞めたいのか、その理由を正確に分かっていますか?

「分かるに決まってるでしょ」という声が聞こえてきそうですが、意外と自分のことはよく分からないものです。

頭の中で悶々と悩んでいるうち、あれもこれも嫌になってくる気がしませんか?(私の経験談です)

そして、本当の問題が埋もれてしまうことになりかねません。

一見遠回りに見えても、最初に理由を把握するステップを踏むことで解決に一歩近づけると思います。

ありがちな理由を挙げていきますので、思い当たるものがないか考えてみてください。

人間関係に問題がある

知財部に限らず、仕事を辞めたい理由No.1は人間関係でしょう。

次に挙げるとおり知財部には人間関係がこじれやすい要素が色々とあります。

人間関係が狭い

そこそこの規模の会社でも知財部が小さく、数人~10人の部員しかいない場合は多いです。

また、数十人の部員がいても、担当業務ごとに小さなグループに分かれている会社もあります。

グループ間での交流が少ないと、実質的に人間関係が狭いと言えるでしょう。

狭い人間関係がこじれやすいのは誰しも経験上納得できるかと思います。

批判精神の高い人が多い

知財部員は発明を評価したり、拒絶理由に反論したり、仕事上、物事を批判的に見る機会が多いせいか批判精神が強くなりがちです。

批判精神は重要ですが、他人の仕事を必要以上に批判することで関係を悪化させてしまう危険があります。

感情を切り離して冷静に議論するのは口で言うほど簡単ではなく、私自身も日々大変さを感じています。

正解のない議論で意見が対立しやすい

知財の仕事には100%の正解がない問題がたくさんあります。

例えば、特許性があるか?、侵害かどうか?、文言をどのように解釈するか?といった問題です。

それらしい回答があったとしても反対意見にも理があるケースは多いです。

正解のない問題の議論では互いの意見がぶつかりやすくなります。

私の経験から分かったことですが、ひとつの問題で意見が合わない人とは全く別の問題でも合わない傾向があるようです。

相性というか、考え方のクセのようなものが人それぞれあるのだと思います。

衝突を繰り返すことで、人間関係自体が悪い方向に向かいやすくなります。

仕事内容が合わない

人間関係に並ぶ、ありがちな理由は仕事内容です。

知財の仕事は専門性が高く、向く人と向かない人がはっきりしています。

しかし「仕事内容が合わない=知財に不向き」とは限りません。

単に今勤めている会社の事業内容、業務フローが合わないだけかもしれません。

あるいは上司・先輩の指導に納得できないパターンもあるでしょう。

どこに原因があるのかを正しく把握することが大切です。

原因の把握を誤ると、たまたまその会社に合わないだけなのに知財の仕事を諦めてしまう、逆に知財自体に向かないのに知財業界で延々と転職を繰り返すといったことになりかねません。

勤務条件に不満がある

年収・勤務地・休日などの勤務条件に不満がある場合については自分で簡単に把握できるでしょう。

解決の方向性も分かりやすいです。

ただし、勤務条件への理想が高すぎる方は注意してください。

希望を全て満たすのは難しいかもしれませんので、譲れる条件・譲れない条件の優先順位を付けておきましょう。

理由 – まとめ

典型的な辞めたい理由は以上のとおりですが、思い当たる理由はありましたか?

もし、何もなかったらすみません。

理由が整理できない場合は紙に書き出してみたり、信頼できる人に話してみたり、とにかくアウトプットするのがおすすめです。

言葉に出してみることで何か気付きが得られると思います。

知財部を辞めたい場合の解決法4選

解決法

それでは、いよいよ解決法の説明に移ります。

解決のポイントは

  • 辞めたい理由を解決できる可能性が高い解決方法を採ること
  • いきなり辞めるのではなく、穏やかな解決法から検討すること

です。

解決法4つを穏やかな順に挙げていきます。

上司などに相談する

上司(難しい場合は上司の上司)に相談するのが最も穏やかな解決法です。

軽い問題であれば、措置を講じてもらって穏便に解決できるかもしれません。

例えば、

  • 相性の悪い人と衝突しないように間に入ってもらう
  • その人との仕事上の接点を無くしてもらう
  • 騒音など職場環境上の問題を改善してもらう
  • 担当業務を変えてもらう

といった措置が考えられます。

重要なのは相談する相手を間違えないことです。

人間的に信頼でき、実行力のある相手に相談しましょう。

他の部員への影響などもあるので希望が通るとは限りませんが、可能性があるのなら言ってみる価値はあります。

知財部外への異動希望を出す

知財部の仕事に向かないと思うなら、いきなり転職を考えるのではなく、まずは他部署への異動から検討してみてください。

あなたがしたい仕事が社内にあって異動できるのなら、わざわざ転職する必要がないからです。

異動希望の出し方は会社によって異なりますので、社内で手続きを確認してください。

会社側の対応に時間がかかる場合が多いと思われますので、ギリギリまで我慢せずに余裕を持って行動しましょう。

異動先は、基本的には法務部・総務部・人事部といった間接部門が候補ですが、知財以外のスキルがあれば技術系の部門もあり得ます。

転職活動を開始する

今の会社で解決できない場合には転職が視野に入ってきます。

知財の仕事自体に問題がないのであれば、キャリア形成の観点から知財職を選んだ方が有利です。

知財の転職先としては、他企業の知財部、特許事務所、法律事務所(ただし、知財を扱っている事務所)が一般的です。

知財の求人情報はパテントサロンの求人スクエアで手軽に探せますが、リーガルジョブボードなどの転職エージェントも併用することをおすすめします。

転職エージェントの詳細は下記の記事で説明しています。

一方、知財職が合わないのなら異業種への転職を考えることになります。

具体的な職種はあなたの適正次第ですが、例えば、エンジニア、技術系の公務員、サイエンスライターなどがあり得ます。  

未経験の職種になると思いますので、応募条件をよく確認して未経験でも入りやすい業界を探すとよいでしょう。

辞めて休養する

次の仕事が見つかる前に退職することはおすすめしませんが、緊急の場合だけは別です。

具体的には、ブラック企業に勤めていて体を壊しそうだったり、メンタル疾患をかかえていたりする場合です。

このような状態で転職活動しても転職先が見つかる前にダウンしてしまうかもしれません。

特に我慢強いタイプの方はくれぐれも無理をしないようにしてください。

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