知財の転職エージェントは必要?経験者が選ぶおすすめエージェント

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知財転職でエージェントの利用を考えている方。

「知財の転職エージェントは使うべき?」

「転職エージェントは何をしてくれるの?」

「おすすめの転職エージェントを知りたい」

といった疑問があるのではないでしょうか?

この記事では、これらの疑問に答え、転職エージェントについて詳しく説明します。

ちなみに、この記事を書いた弁理士イシワカは業界未経験で特許事務所に入り、大手企業の知財部に転職しました。

目次

転職エージェントを使うべき4つの理由

理由

結論から言いますと、転職エージェントは使った方がよいです。

その理由は次の4つのメリットがあるからです。

(※ただし、紹介するのは一般的なメリットであって、個別のエージェントで全てのメリットを享受できるとは限りません。その点をご了承ください)

非公開求人に応募できる

非公開求人とは一般には公開されていない求人のことです。

転職エージェントを利用すると、非公開求人の紹介を受けられるのが最大のメリットです。

そもそもなぜ非公開求人があるのかと言うと、企業が採用活動の内容を社内外に知られるのを嫌がったり、応募者が殺到しないようにしたりするためです。

非公開求人も選択肢に入ることで選択の幅が広がりますので、より納得度の高い転職活動ができるでしょう。

エージェントからアドバイスがもらえる

ひとりで転職活動をしていると、応募先から採用・不採用の通知を受けるだけで、経験が次に活きません。

転職エージェントを利用することで、応募書類の作成や面接への心構えについてアドバイスがもらえます。

また、応募先とは転職エージェントを挟んでやりとりするので、応募先からもフィードバックしてもらいやすくなります。

何が悪いのか分からないまま、不採用を繰り返すリスクを回避できるのが2つ目のメリットです。

スケジュールを調整してもらえる

転職活動が進んでくると、複数の面接が同時進行し、スケジュールを調整する必要が出てきます。

単に面接日程が重ならなければよいだけの問題ではありません。

例えば、ある応募先で選考中の段階で別の応募先から内定が出たとき、内定受諾の回答をいつまで待ってもらえるか交渉しなければなりません。

転職エージェントに選考を一括管理してもらうことで、あなた自身と応募先の間でバランスを取ってスケジュール調整してもらえます。

訊きにくい質問を代行してもらえる

待遇に関する事項など応募先に直接訊きにくい質問を代行してもらえるのもメリットです。

自分で応募先に連絡を取ろうと思うと、1通メールを打つのにも気を使ってしまいますが、そのような負担がなくなります。

おすすめの転職エージェント7選

転職エージェント

おすすめの転職エージェント7つをタイプ別に紹介します。

知財特化型エージェント

知財特化型エージェントは知財や法律系などに特化した専門性の高いエージェントです。

担当者の業界知識と経験値が高いことが大きな特徴です。

特に知財未経験の方にはおすすめで、転職活動の過程でいろいろと教わることが多いのではないでしょうか?

リーガルジョブボード

リーガルジョブボードは法律系専門職の転職エージェントです。

当サイト・特許らいふでは、以下の2つのポイントからリーガルジョブボードを最もおすすめしています。

  • 求人数の多さ

リーガルジョブボードは知財求人を幅広くカバーしており、弁理士、特許技術者、特許事務、知財部、特許翻訳、特許調査の職種カテゴリーがあります。

リーガルジョブボードのウェブサイトで知財職を検索すると、392件(2021年12月時点)がヒットしました。

知財職の求人数・多彩さではトップクラスです。

職種別の人数は次のとおりでした。

知財部71件
特許技術者163件

表に表れているように知財部・特許事務所のいずれの志望でも求人が見つかりやすくなっています。

一方、地域別で調べてみると、求人数が多いのは東京・大阪・愛知などの都市部でした。

東京102件
大阪40件
愛知16件

勤務地の希望ある方は検索し、どのような求人があるのかを調べてみてください。

もし検索で目ぼしい求人がヒットしなくても諦めるのは早いです。

公開求人の他に非公開のエージェント求人もあり、リーガルジョブボードへの無料登録後に紹介してもらえます。

>>リーガルジョブボードで求人をチェックする

  • 知財専任の担当が3名所属している

リーガルジョブボードには10名前後の担当者が所属しています。

それぞれに担当分野(弁護士・司法書士など)があり、複数の分野を掛け持ちしている担当者もいます。

しかし、知財(弁理士)担当の3名は掛け持ちではなく、知財専任です。

知財専任の担当が複数名いるということは

  • 担当者が知財転職に精通している
  • 転職実績が豊富にある

と言えるでしょう。

>>リーガルジョブボードの担当者の詳細を見る

MS-Japan

MS-Japanは管理部門・士業特化型の転職エージェントです。

MS-Japanのウェブサイトで「法務」、「法律・特許事務所」というカテゴリーの中に知財求人が見つかります。

一般的な知財部や特許事務所の求人以外にも、法務部での知財担当や法律事務所での知財職が多数あります。

将来的に法務にも手を伸ばしたい方や、知財専門の弁護士になりたい方には特におすすめです。

無料登録することでコンフィデンシャル求人(非公開求人)も紹介してもらえます。

>>MS-Japanで求人をチェックする

総合型エージェント

総合型エージェントは、知財以外にも営業・エンジニアなど幅広い職種を取り扱うエージェントです。

知財に特化しているわけではありませんが、大手企業が運用する総合型エージェントの求人は豊富です。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、大手転職サイトのマイナビ転職と同じくマイナビによって運営されています。

全体的に求人数は多いです。

マイナビ転職と大きく異なるのは、キャリアアドバイザーのサポートを受けられることです。

非公開求人の紹介などのサービスを受けるには、 マイナビエージェントのサイトから無料申し込みが必要です。

なお、公開求人については申込まなくても「公開求人検索」から閲覧できます。

知財職は次のように検索すると見つかります。

  • 職種で「経営/企画/管理/事務」→「法務/知財/内部監査」を指定
  • フリーキーワードで「知財」、「特許」などを検索

公開求人を見た限りでは、 マイナビエージェントは企業知財部(有名企業多数)の求人に強いようです。

>>マイナビエージェントで求人をチェックする

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、マイナビエージェントと同じく、知財特化型ではないが求人数が多いのが特徴です。

公開求人の検索は

  • 職種で「法務・総務・広報」→「知財(知的財産)」を指定
  • キーワードで検索

のいずれかで行えます。

>>リクルートエージェントで求人をチェックする

スカウト型エージェント

スカウト型エージェントは、企業側からスカウトが届く仕組みになっています。

スカウトしてもらえるのに十分な経歴が必要ですので、年齢的には30代以上の知財経験者に向いています。

高待遇のポジションや管理職を狙う方には、このスカウト型エージェントがおすすめです。

ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラス転職エージェントであり、高待遇の求人が多数あります。

サイトに登録すると、企業・特許事務所・ヘッドハンターからスカウトが届きます。

スカウトに返信するかは任意ですので、自分の市場価値を図るために気軽に試してみるのもよいでしょう。

なお、今の勤務先に転職活動がバレることを心配する人がいますが、個人情報は企業側には伏せられますので、バレることはありません。

ビズリーチでは会員ランクが設けられているのも特徴です。

無料会員の場合、スカウトの閲覧・返信や求人検索などの機能の一部のみが利用可能です。

有料会員になると機能の制限が解除され、転職活動の幅が広がります。

スタンダード会員無料
タレント会員 30日間コース 3,278円(税込)
ハイクラス会員 30日間コース 5,478円(税込)

まずは無料会員から始めて様子を見るのがよいでしょう。

>>ビズリーチで詳細を確認する

リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)

リクルートダイレクトスカウトもハイクラスのスカウト型エージェントです。

ビズリーチとは異なり完全無料ですので、コストをかけたくない方におすすめです。

>> リクルートダイレクトスカウト で詳細を確認する

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、ハイクラスの外資系・グローバル企業の求人に強いスカウト型エージェントです。

近年の知財業界の傾向として国内出願が減少し、外国出願が増加してきていますので、外資系・グローバル企業を狙うのはとてもよい選択肢です。

>> JACリクルートメントで詳細を確認する

番外編:おすすめの転職サイト

最後にエージェントとは異なりますが、チェックしておきたい有用な転職サイトも紹介しておきます。

転職会議

転職会議は、オーソドックスなタイプの転職総合サイトです。

おすすめしたいポイントは、社員・元社員からの企業評価(仕事のやりがい、給与・評価制度、ワークライフバランス)を閲覧できる点です。

会員登録しなくても有用な情報を入手できますので、一度チェックしてみてください。

知財職を探すには転職会議のウェブサイトから「専門職(コンサルタント・法律・金融・不動産)」→「法律・会計」→「弁理士」を選択してください。

弁理士の区分ですが、弁理士資格が必要ない知財求人もヒットします。

>>転職会議で企業評価をチェックする

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